責任転嫁する人の心理や特徴とは?どんな対処法がある?

更新日:

責任転嫁する人

どんな人間関係でも、必ず責任転嫁して、罪や失敗を他人になすりつけてくる人っていますよね。

「仕事で失敗して、濡れ衣を着せてくる」

「パートナー(配偶者)が、常に自分は悪くない・おまえが悪いと責めてくる」

「プライベートな交友関係で、いつも自分を悪者にしてくる奴がいる」

などなどと困っている方は、割と多いのではないかと思います。

こういった人は、どういう意図や思いで、他人に罪をなすりつけてくるのでしょうか。

ここでは、責任転嫁する人の心理や特徴、そういう人への対処法をご紹介しています。

ビジネスシーンのみならず、プライベート・家庭内や男女間での問題についてもできる限り念頭に置いて説明します。

責任転嫁する人の心理や特徴

責任転嫁する人は、どんな心理が働いて、どんな特徴があるのでしょうか?

主に以下の4つの特徴がよく見られます。

心が弱い

自分の弱さゆえに、他人に責任や失敗をなすりつけようとしてきます。

なすりつけるというよりも、自分の責任から逃げる、という表現の方が正しいかもしれません。

こういった人は…

・子供っぽい(精神年齢が低い)

・怒られ慣れていない

などの特徴を持っています。

親に甘やかされて育ってきた人間などに多いタイプです。

マザコンだったり、お坊ちゃんだったり、エリートだったりするケースが多いでしょう。

このタイプの人達は、「自分はもしかしたら悪いかも?」と自分の罪を自覚していたとしても、罪の意識以上に「罰」からの回避を最優先しようと行動します。

もちろん、逃避に慣れ過ぎていて、自分の罪すら自覚しておらず、自分は悪くないと思い込んで責任転嫁してくるパターンも少なくはありません。

責任転嫁や逃避が処世術となっているので、非常に慣れているというか…ナチュラルに責任転嫁をしてきます。

プライドが高い

このタイプは、自尊心やプライドが高く自己愛をこじらせているがゆえに、自分が責められるのが耐えられず、他人に責任をなすりつけてきます。

こういった人は…

・自分は優れていると事あるごとに自分語りをして、優位性を示そうとする

・完璧主義者で、人の失敗については細かい点まで追及する

・自信に満ち溢れており、弁が立つ

などの特徴を持っています。

このタイプがたちが悪いのは、自分の非は一切認めず、「自分は絶対に悪くないんだ」と本気で思って人に責任転嫁をしてくるという点です。

もちろん、このタイプの人でも、時には「今回は自分が悪いかも…」と思うこともあります。

それでも、このタイプの人間は「自分はそんなに悪くはないはずだ」などと、自分の責任について常に心の中で正当化して自分を保とうとしているのが特徴です。

こういった人に対して「あなたも私も両方悪かったよね」などという方向に話をもっていこうとすると、気が付けば自分の責任の方が重くなっていた、というパターンに陥ってしまいかねません。

攻撃的な性格

攻撃的な人の場合、自分が悪いと重々承知した上で、それでも他人に責任転嫁をしてくるというパターンが多いです。

責任転嫁する人の中には、「自分は悪くない」などと自分の罪を自覚せずに責任転嫁してくるケースも多いのですが、攻撃的な人間の場合には、自分の罪や失敗を自覚し、その上で他人に責任転嫁をしてきます。

自分が悪いと分かっているのに責任転嫁してくる、その理由は様々ですが

・他人を陥れるのが好き(趣味)

・他人を押しのけて自分だけが上がっていこうとする(利用)

・ターゲットをいじめようとしている

・相手に復讐をしようとしている

などの動機が考えられます。

自覚的・計画的にやっている分、一番タチの悪いパターンと言えるかもしれません。

病的症状や気質を持っている

最後に、病的な症状や気質を持っている人間も、他人に責任をなすりつけようとしてきます。

※ここでいう病的症状とは、病気も含むが、一般に病気とまでは言えないようなものも含みます。

特に、責任転嫁をしやすい病的症状としては「新型うつ病」が指摘されることが多いです。

新型うつ病は非定型うつ病と呼ばれることもあります。

これは、これまでのうつ病(大鬱病)とは違い、常に抑うつ状態が続くのではなく、趣味やプライベートの場面では元気になるという症状です。

この新型うつ病の典型的症状として、まさに「責任転嫁」の傾向が指摘されています。

自分に責任があると思い込むと、抑うつ状態が酷くなるため、それを回避するために他人に責任転嫁するわけです。

この他、自己愛性パーソナリティー障害などの人格障害も、自己愛が強いが故に責任から逃避し、他人に責任転嫁をします。

その人の性格云々を通り越して、病気・病的症状・精神障害などが、責任転嫁の原因となっていることもあるわけです。

責任転嫁する人への対処法

責任転嫁する人に困っている場合は、以下の5つの対処法を試してみてください。

じっくりと時間をかけて諭していく

責任転嫁する人に対して、「人にせいにするな!」とか「お前が悪いんだろ!」と強く言っても、逆効果になることがほとんどです。

責任転嫁する人は、怒られたり、自分の非を認めることに慣れていないから、逃避行動として他人に責任転嫁をしてくるわけです。

ですから、こういった人と長く付き合わざるをえない場合には、じっくりと時間をかけて慣らしていく必要があります。

「罪を憎んで人を憎まず」ということわざもありますが、責任転嫁という行為は憎んでも、それをした人を憎むべきではありません。

激怒・叱責し、その失敗への追及を延々と続けるという方法では、ますます責任転嫁を繰り返していくようになってしまいます。

責任転嫁してたら、口調が荒くならないように「それはちょっと違うんじゃないかな?」と言って、その都度、諭していきましょう。

もちろん、責任転嫁された側はたまったものではありませんから、相手に非がある場合は、しっかり指摘するようにすべきです。

その上で、アフターフォローしてあげると、徐々に責任転嫁しなくなるでしょう。

証拠を示して相手を崩していく

責任転嫁する人の中には、プライドが高い人も多いです。

こういうタイプの場合、相手の言い分を否定したとしても、色々と弁をこねくり回して自己正当化をしようとしてきます。

ですから、予め責任転嫁をしたことが明白に証明できるような証拠を収集し、相手の反論・否定を言いくるめることができるように対策・準備を行っておくといいでしょう。

周りと協力して対処する

責任転嫁する人の中には、自分は悪いと分かった上で、相手を陥れるために責任のなすりつけを行ってくる場合もあります。

露骨で浅はかなやり方をしてきている場合には、周囲のチームや友人、上司などに相談し、「仲間」を作り一緒に対処していくことで解決しやすくなるでしょう。

責任転嫁がエスカレートすると、単なる嫌がせで済まないところまで発展することもあります。

職場の上司に早めに相談し、なおかつ相手の行動を記録し証拠を収集するなどして対応の準備を整えておくといいでしょう。

適当にあいづちを打って放っておく

責任転嫁する人の中には、自己愛が強く、対処するのが厄介な方も多いです。

下手に刺激をすると激高して、攻撃的になり、責任転嫁を指摘した人が後々まで恨まれてしまいかねません。

直接被害を受けない・重大な失敗ではない、などの場合には、適当にあいづちを打って放っておくというのも一つの対処法です。

こういった人間は害悪ではありますが、できるだけ上手に距離を取って関わらないようにするのも大事です。

精神科でカウンセリングを受けさせる

責任転嫁する人の中には、新型うつ病や自己愛性パーソナリティー障害などの精神疾患や人格障害を持っている人もいます。

このようなタイプの人の場合、精神科でカウンセリングなどを受けさせるのが一番です。

発言や態度、様子が明らかにおかしい場合は、精子疾患や人格障害を疑ってみましょう。

それが友人や恋愛のパートナーなどの場合、もちろん言い辛いでしょうが、一緒に付き合うなどして受診させましょう。

仕事の同僚などの場合、下手に直接指摘するとデリケートな問題となりかねませんので、上司などに報告し対処してもらう方がいいでしょう。

以上となりますが、責任転嫁する人の対応は面倒かもしれませんが、それを止めることはできます。

ここで挙げた対処法の中から、良さそう方法を試してみてください。

-人の特徴

Copyright© 生き方ラボ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.