ホワイト企業の特徴とは?ブラック企業とはココが違う!

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ホワイト企業

長時間労働や休みなしに働かされるなど、社員を奴隷のように扱うブラック企業が社会問題になっていますね。

そんなブラック企業とは真逆に位置するのがホワイト企業と言えるでしょう。

当然、就職や転職の際には、ブラック企業を避け、ホワイト企業に的を絞りたいものですよね。

とは言え、「ホワイト企業の見わけ方がわからない...」という方は、多いはずです。

中には、「企業規模が大きい=ホワイト企業」と判断してしまっている方も多いのですが、これだけで判断するのは危険です。

名の知れた大企業が、必ずしもホワイト企業とは限りません。

例えば、誰もが知っている某居酒屋チェーンは、東証一部に上場している大企業ですが、労働環境がとても悪く、間違えて入社しようもなのなら、「過労死するかもしれない...」と恐れられるほど、超がつくブラック企業です。

他にも、いわゆるIT系と呼ばれるような会社は、上場しているケースも多く、一見するとホワイト企業に思えますが、低賃金&長時間のサービス残業が当たり前で、実は、隠れブラック企業だったりします。

もちろん、「外食産業やIT系=100%ブラック」というわけではありませんが、事前によく調べるに越したことはありません。

そこで今回は、現在就活中orこれから就活をする学生、あるいは転職活動をされている方に役立てていただくべく、ホワイト企業の10の特徴とブラック企業の違いについて、詳しくお伝えします。

離職率が低い

やはりホワイト企業は、社員を大切にしていて働きやすいため、辞める人が少なく、離職率が低い傾向が顕著です。

社員の働きやすさをとことん追求しており、アットホームで社員同士の人間関係もよいため、離職率が低いと言えるでしょう。

そして、離職率のデータを積極的に公開しています。

数値を公開することによって、優秀な人材を確保できる、という企業側のメリットもあります。

離職率の低い高いは、四季報の「新卒入社3年後の離職率」、「平均勤続年数」、「平均年齢」をチェックするとよいでしょう。

他えば、新卒入社3年後の離職率20%、平均勤続年数15年、平均年齢43歳などと書かれているなら、ホワイト企業と考えてよいでしょう。

逆に、新卒入社3年後の離職率70%、平均勤続年数1年、平均年齢26歳などと書かれているなら、ほぼ100%ブラック企業と考えてよいでしょう。

尚、会社によっては、離職率のデータを公開していません。

それは、「とてもじゃないけど、公開できないような酷い離職率だから=公開するとブラック企業とバレるから」と考えてよいでしょう。

数字は嘘をつきません。

年間休日数が多い

年間休日数が多いのも、ホワイト企業の特徴の一つと言えます。

ホワイト企業は、仕事の疲れを十分に回復させたり、ストレスを解消するには、休みは重要と考えており、十分な休日を社員のために確保しています。

ちなみに、企業の年間休日の平均日数は、およそ120日なので、この日数を下限として、この日数以上休日のある場合は、ホワイト企業の可能性が高いです。

ホワイト企業の多くは、年間休日が125日以上に設定されています。

これに対して、ブラック企業の休日は、法律で定められているギリギリの日数である場合が非常に多いです。

年間休日が105日~115日程度の会社は、ブラック企業の可能性が高いです。

こういう会社は、休みの日でも、出勤を余儀なくされる場合も多いです。

しかも、あくまでも本人の自由意思でそうしている、とみなされ、手当てが何もつかない場合も珍しくありません。

なお、企業の年間休日数は、簡単に確認できます。

会社説明会に参加すれば、そこで配られる資料に年間休日数の記載があるはずです。

また、求人広告やハローワークの求人表でも確認することができます。

有給休暇が取りやすい

有給休暇は、働く側としては、実にありがたい制度ですよね。

しかし、実際は、会社側の都合で、与えられた有給休暇を消化できない場合も珍しくありません。

有給休暇が取りやすく、申請すれば、ほぼ確実に取得できるのも、ホワイト企業の特徴と言えるでしょう。

ホワイト企業である場合は、有給休暇は消化するのがごく当たり前で、中には社員に100%消化してもらうことを義務付けている会社もあるくらいです。

これに対して、ブラック企業は、有給休暇などただの名ばかりで、実際は取ることができず、取ろうとしても何やかやと難癖をつけられ、取りたくても取れない状況に持っていかれます。

中には、身内が亡くなった時でさえ、有給が認められず、欠勤扱いとして処理されることもあるようです。

なお、有給休暇のとりやすい企業か否かは、有給休暇の取得率をチェックすればわかります。

これは、四季報に書かれていますが、取得率が80%以上であれば、ホワイト企業と言えるでしょう。

逆に、取得率が低すぎる企業やそもそも取得率のデータを公開していない企業は、ブラックと判断してよさそうです。

尚、取得率データを公開していない場合、会社説明会などで質問することもできます。

その際に、「データがありません」など、答えが不明確な場合は、ブラック認定して問題ないでしょう。

給料がよい

やはりホワイト企業は、企業利益を社員にしっかりと還元しようとするため、給料が高水準である場合が多いです。

業績が上がるとそれが社員の給料に反映され、そのことで社員の労働意欲も上がり、さらに業績が上がる、という好循環が生まれます。

社員の平均年収は、四季報に公開されているため、容易に確認することができます。

これに対して、ブラック企業は、企業ファースト&経営者ファーストで、企業側の利益と経営者の高給の確保を最優先します。

「社員に企業の利益を還元しよう」という考えなどはなからなく、利益が給料に反映されません。

給与の水準は、往々にして高くない傾向にあります。

福利厚生が充実している

これは、ホワイト企業とブラック企業の差が歴然となる特徴でもあります。

福利厚生の充実度は、それだけ社員を大切に扱っている証拠にもなりますからね。

ホワイト企業は、家族手当、住宅手当、食事手当、企業年金、退職金制度、員寮や保養所など、働く側にとってのメリットが多数用意されています。

また、福利厚生を充実させればさせるほど、企業にとっては負担が大きくなるため、それだけ業績がよく安定している企業と考えることもできます。

これに対して、ブラック企業は、社員のために負担になるようなことは極力しないため、福利厚生は、国で規定されている最低レベル(ほぼ社会保険の加入だけ)の場合が多いです。

福利厚生の充実度は、求人票で簡単に確認することができます。

その種類が豊富であればあるほど、優良企業=ホワイト企業と言えるでしょう。

尚、福利厚生の中でも、一番注意深く見てほしいが退職金制度です。

ブラック企業は、社員を使い捨てとしか見ていないので、退職した後のことなんて考えていません。

当然、退職金制度なんてありません。

退職金制度がない会社は、かなりブラックの可能性が高い、と考えてよいでしょう。

求人誌で見かけない

ホワイト企業は、離職率が低いために、欠員補助のために求人する必要性も極めて低いです。

そのため、求人広告を出すことはごく稀になります。

掲載されても、掲載期間はごく短期間であるという点も特徴として見逃せません。

これは掲載後に応募が殺到して、すぐに決まってしまうためです。

これに対して、ブラック企業は、求人誌の常連である場合が多いです。

掲載されていないことのほうが珍しいくらい、毎回掲載されています。

それだけ、人の出入りが激しい証拠でもあります。

この特徴は、コンスタントに求人誌をチェックしていれば簡単に確認することができるでしょう。

特に、毎度毎度、求人誌の一面にデカデカと募集要項が掲載されているような会社は、年中社員を募集しているスーパーブラック企業と考えてよいでしょう。

新卒採用の場合も、就活のピークが過ぎても求人広告を出しているような企業は、それだけブラックだと考えてよいでしょう。

残業が少ない

残業時間が少ないというのも、ホワイト企業の典型的な特徴と言えるでしょう。

ホワイト企業は、ノー残業デーを設けるなど、残業を減らす取り組みを積極的に行っています。

当然のことながら、サービス残業などの労働基準法に違反する行為は、行いません。

これに対して、ブラック企業は、社員の給料は少なくて、労働時間は、長ければ長いほどよい、と考えています。

そのため、残業が多くなりますが、もちろん、それはサービス残業になります。

ブラック企業の社長というのは、往々にして、社員のことを使い捨ての社畜としか考えていません。

残業時間がいかに少ないかも、ホワイト企業と判断する一つの材料になるでしょう。

ただ、残業の多い少ないは、調べるのが難しいです。

残業時間を公開している会社もありますが、それはサービス残業をカウントしていないケースが多いため、あまり当てになりません。

残業時間が多いか少ないかを確認するには、OG訪問やOB訪問ができる場合は、その際に聞くのが一番です。

それができない場合は、ネット掲示板をチェックしたり、夜遅くにあえて会社に電話してみるのもよいでしょう。

残業代がきちんと支払われる

残業代がきちんと支払われるのは、当然といえば当然のことですね。

しかし、まだまだ残業代をきちんと支払っていないブラック企業が数多く存在するのが現状です。

ホワイト企業は、残業代の基準が明確で、分単位で事細かく雇用契約に明記されている場合が多いです。

残業は通常、タイムカードや勤怠管理システムで企業側が把握することになりますが、ホワイト企業は、打刻された通りに正確に残業代を支給します。

もちろん、タイムカードを押した後は、仕事をせずに速やかに帰れるようなシステムが構築されています。

これに対して、ブラック企業は、定時にタイムカードを打刻し、その後も残って業務を行わざるを得ない状況に持っていかされるようです。

もちろん、その分の残業代は支払われません。

また、みなし残業制度や変形労働時間制などを悪用するなど、あの手この手を使って、勤務時間をうまくごまかし、残業代を支払わないように工夫しています。

残業代がきちんと支払われない会社は、間違いなくブラック企業であると判断してよいでしょう。

ただ、残業代がきちんと支払われているか否かは、事前に確認するのが難しいです。

これもOG訪問やOB訪問ができる場合は、先輩に直接聞くのが一番です。

また、ブラック企業が取り上げられているようなネット掲示板でも、割と情報を拾えます。

コンプライアンスに対する意識が高い

ホワイト企業は、コンプライアンスが徹底していて、社会規範や企業理念を忠実に守った企業運営を行っています。

社員へのコンプライアンス教育も徹底されているため、モラルの高い社員が多数存在します。

例えば、社会問題にもなっているセクハラやパワハラなどのチェック体制も徹底しているようです。

社員のために相談窓口などが設けられていて、相談すると適切に対処してもらえます。

これに対して、ブラック企業は、コンプライアンス対する意識が低く、社会的モラルに欠ける人材も多く、セクハラやパワハラが横行しやすい、という特徴があります。

しかも、チェック体制もなく、「嫌なら辞めればいい」というスタンスなので、社員への相談窓口なども設置されていません。

尚、コンプライアンスに対する意識の高さは、正直、確認をするのが難しいです。

OG訪問やOB訪問、企業の説明会の際に、聞いてみるのがよいでしょう。

もし、専門の相談窓口(社員相談室など)を設けているようなら、ホワイト企業の可能性が高いです。

ネット掲示板を覗いてみるのもよいでしょう。

そこに、「上司に怒鳴られる」とか「仕事でミスしたら社訓を大声で言うことを強制される」など書かれているなら、パワハラ系ブラック企業と考えてよいでしょう。

国のお墨付きがある

ホワイト企業として国のお墨付きがある企業は、間違いなくホワイト企業と言えるでしょう。

国に認められているのですから、ブラック企業との違いがこれ以上明白な特徴は他にない、と言えるでしょう。

特に、 厚生労働省が設けている「安全衛生優良企業公表制度」で、厳しい条件をクリアし、優良企業に認定された企業は、ホワイト企業の中でも最高ランクのホワイト企業と言えるようです。

同制度に認定されると、厚生労働省からホワイトマークが与えられます。

この他にも、若い世代が働きやすくてキャリアアップが望める企業である証の「ユースエール認定」や、子育てサポートが充実している企業の証となる「くるみん認定」、女性の活躍が望める企業の証である「えるぼし認定」などがあります。

これらの認定を取得している企業は、例え中小企業だとしても、ほぼ100%ホワイト企業と考えて間違いありません。

ただ、国のお墨付きがある企業の数は、まだまだ多くないのが現状です。

以上となりますが、ここまでホワイト企業の特徴を10個紹介してきました。

一つでも多くの特徴を満たしているほど、ホワイト企業の可能性が高く、おすすめの勤め先と言えるでしょう。

是非、参考にしてください。

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