早寝早起きのメリットとは?実はデメリットもある?

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早寝早起き

「早起きは三文の徳」ということわざもあるように、早寝早起きに対しては、なんとなく健康的で、良いことってイメージがありますよね。

実際に、お金持ちや成功者(主に大企業の社長)と呼ばれるような人達や、一流のビジネスマンの中には、早寝早起きを習慣にしている方がかなり多いと言えます。

そういう人たちが実践していると聞くと、早寝早起きには、さぞかしたくさんのメリットがあるのだろう、と思ってしまいますよ。

確かに、早寝早起きを実践するメリットは、大きいと言えます。

しかし、デメリットがまったくない、というわけではありません。

そのため、メリットばかりに目を向けて、早寝早起きを実践すると、思わぬ落とし穴にはまってしまう心配もあるので、その点は、くれぐれも注意が必要です。

これから、早寝早起きのメリットとデメリットの両方をご紹介します。

早寝早起きのメリット

早寝早起きには、たくさんのメリットがあります。

その中でも、これから紹介をする5つは、特に大きなメリットと言えるでしょう。

生活リズムが整い、体調がよくなる

これまでの生活リズムの乱れが大きければ大きいほど、このメリットは特に大きくなるでしょう。

早起きして朝日をしっかりと浴びると、体内時計がそこでリセットされて、およそ15時間後にメラトニンという睡眠に関係するホルモンが分泌され、自然と眠くなります。

その繰り返しによって、朝起きて、昼間活動して、夜になると自然と眠くなって休むという、健康的に生活を送るのに最も理想的とされている生活リズムを整えることができます。

なぜ、この生活リズムが健康的な生活を送るのに理想的かといいますと、このリズムが、人間に本来備わっている体内時計にマッチしやすいからのようです。

逆に、体内時計のリズムと、実生活のリズムとの間にズレがあると、ホルモンバランスが乱れたり、臓器の活動に不具合が生じ、心身に様々な悪影響が及びやすくなるようです。

早寝早起きを習慣にすることで、夜ぐっすり眠れるようになると、睡眠中の成長ホルモンの分泌も盛んになります。

成長ホルモンは、細胞の修復や活性化、免疫力の向上、疲労回復、骨や筋肉の強化など、心身の健康維持や老化防止に密接に関わっているホルモンです。

早寝早起きを習慣にし、生活リズムを整えれば、体の疲れが取れ、体調が良くなることはもちろん、お肌の状態もよくなるなど、アンチエイジング効果も期待できるでしょう。

ダイエット効果がアップする

朝早く起きれば、時間をかけて朝ごはんを食べることが可能になるため、それだけよく噛んで食べることもできます。

よく噛めば噛むほど、満腹中枢が刺激されるため、食べ過ぎを防ぐことができ、太らないというわけです。

少量でも満足できるので、そのこともまたダイエットに効果的です。

毎日、体重を測るのが楽しみになってしまうかもしれませんね。

尚、朝寝坊して朝ごはんを食べられなくなると、エネルギーを補給することができず、内臓も元気に働くことができないので、代謝も悪くなり、むくみやすくなってしまうんです。

それに、朝食を抜くと、空腹感が強くなり、昼と夜にたくさん食べてしまいがちです。

これでは、太りやすくなってしまうのも頷けますね。

また、一日の始まりである朝にしっかりとエネルギーを補給できないと、特に脳に悪影響を及ぼしやすく、日中の仕事のパフォーマンスも低下します。

朝早く起きて、しっかりと朝食を取れば、肥満の予防になるのはもちろん、仕事や勉強のパフォーマンスもアップするでしょう。

便通がよくなる

午前5時~7時の朝の時間帯は、消化や排せつが最も活発になる時間帯でもあります。

早起きして、この時間帯に余裕を持つことができれば、この最も活発になる時間帯に理想的な排せつが望めます。

朝寝坊すると、どうしても朝バタバタしてしまって、排せつのチャンスを逃しやすく、そのことが原因で便秘に悩まされる場合が思いのほか多いものです。

早寝早起きして、朝ご飯をゆっくりとり、余裕を持って排せつできる環境を整えることで、便秘の解消につながります。

朝から快便だと、気持ちいいですよね。

前向きな気持ちになれる

これは、早起きすることで、朝日を浴びる機会が増えることと関係しています。

我々人間の体は、朝日を浴びると、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの分泌が盛んになります。

セロトニンは、別名幸福ホルモンとも呼ばれていて、その分泌が盛んになると、自然と前向きな気持ちになれるようです。

また、メンタル面が強化され、ストレスに強くなるとも言われています。

逆にセロトニンが不足すると、精神が安定しなくなり、うつになると言われています。

1日の始まりである朝に、前向きな気持ちになれれば、やる気も出て、仕事や学業、家事などに意欲的に取り組むことができるでしょう。

朝起きたら、外を10分~20分程度散歩するようにすると、より効果を実感できるでしょう。

心に余裕が生まれる

早起きをして、時間にゆとりができると、心にも余裕が生まれます。

例えば、朝はギリギリまで寝て、朝食も食べずに大急ぎで家を出て、始業時間の2分前に会社や学校に到着。

そして、「遅刻しないでよかった~」と安堵のため息をつく。

毎日こんな生活をしていたら、心に余裕なんて持るわけありませんし、仕事や勉強に取り組む姿勢にも、悪影響が出てしまいそうですよね。

心に余裕あるのと無いのとでは、仕事や勉強のパフォーマンスにも、大きな違いが表れるでしょう。

また、早起きすることは、仕事に追われて自分の時間がなかなかとれない、そうお悩みの方にとって大きなメリットと言えるでしょう。

朝早く起きることで、自分のための自由時間を確保することも可能になります。

趣味のために使うもよし、資格取得のための勉強に使うもよし、ひたすらボーっとするためだけに使うもよし、自由時間ですから、何でも自分の好きなように使ってOKです。

早寝早起きのデメリット

当然ですが、早寝早起きには、デメリットもあります。

これから紹介をする4つは、特に見逃せないデメリットと言えそうです。

夜の付き合いが難しくなる

早寝早起きを実践するために、当然、早く家に帰る必要が出てきますから、飲み会などのお誘いは、必然的に断ざるを得なくなります。

もちろん、「早く寝ないと行けないので」という理由で断るわけにはいかないので、もっともらしい理由を考える必要も出てきます。

いちいち断る理由を考えなければいけない煩わしさも、デメリットと言えるでしょう。

さらに、毎回断ってしまうと、「付き合いの悪い奴」というレッテルを貼られてしまうことも、デメリットと言えそうです。

帰宅ラッシュに遭いやすい

会社に通勤したり、学校に通うには、電車やバス、車を利用するのが一般的ですね。

早く寝るためには、早く家に帰る必要がありますから、どうしても夜の付き合いを断るケースが増えてしまいますね。

そうすると、帰宅ラッシュに遭いやすくなります。

これは、帰宅に時間がかかる人ほど、大きなデメリットになると言えるでしょう。

中には、帰宅ラッシュを避けるために、あえて一杯飲んでから帰る、なんてサラリーマンの人もいますが、それほど帰宅ラッシュは、大きなストレスになると言えます。

もちろん、早起きして早めに出勤すれば、通勤ラッシュを避けることができます。

ただ、仕事で疲れている分、朝の通勤ラッシュよりも、帰宅ラッシュに遭う方が心身のダメージが大きくなると考えられます。

面白いテレビが見れない

これは、テレビ好きの方にとっては、時に大きなデメリットになりそうです。

一般的に、テレビは午後9時以降に、内容が充実していて、大変に面白く、見ごたえのある番組がたくさんあります。

中でも深夜帯は、マニアックな番組も多く、コアなファンがたくさん存在しています。

早寝早起きするためには、当然、そのような面白い番組を見ることができません。

もしあなたが、そのような深夜番組のコアなファンの一人であった場合は、早寝早起きのために、楽しみを一つ減らすことになるでしょう。

また、9時以降の番組は、多くの人が見ているため、共通の話題に上りやすいです。

あなたがそれらを見ていないと、友人や職場の仲間が話題に出しても、ついていくことができず、気まずい思いをすることになるかもしれません。

早寝早起きを習慣にすると、そのようなことが度々起こることは十分にあり得ます。

そのことが原因で、友人と疎遠になったり、職場や学校で仲間はずれになる怖れも、全くあり得ない話ではないでしょう。

寿命が縮む可能性も?

65歳以上の高齢者を対象としたオックスフォード大学の調査によると、午前6時よりも早く起きている人は、心筋梗塞や脳卒中、糖脳病、うつ病などの発症リスクが高くなるという結果が報告されています。

あくまでも高齢者を対象とした調査なので、この結果が他の年代にも当てはまるというわけではありません。

ただ、あまりにも極端に早起きすることは、逆に不健康と言えるかもしれません。

このことは、我々人間の体に備わっている自律神経の仕組みと大きな関係がありそうです。

簡単に説明をすると、自立神経には、交感神経と副交感神経の二つがあります。

交感神経は、体を活動モードにする役割があり、副交感神経は、体をお休モードにする役割を担っています。

この二つの神経がバランスよく働いてくれることで、健康を維持できるわけです。

寝ている時は、副交感神経が活発に働いて、朝起きてから強い光(太陽光)を目にすると、交感神経の働きが活発になり、活動的になります。

太陽光は、交感神経と副交感神経の交換スイッチのような役割をしているとも言えます。

しかし、太陽が顔を出す前に起きてしまうと、まだ副交感神経の働きが活発な状態で活動することになってしまうわけですから、自律神経のバランスも乱れるでしょうし、健康に悪いと言えそうです。

いくら早起きが健康によいと言っても、お日様が顔を出す前(4時、5時)に起きるのは、体に悪いと言えそうですね。

また、これは意外と知られていないことなのですが、人間は夜型タイプと朝方タイプに大別でき、それはもう遺伝子レベルで決まっているようです。

遺伝子レベルの朝型タイプは、早寝早起きに適していて、自らの潜在能力を最大限に引き出すことができます。

逆に夜型タイプは、夜遅くなってから活動的になって、夜の遅い時間帯に最もパフォーマンスが向上するという特徴があります。

自分が遺伝子レベルの朝型タイプであるのか夜型タイプであるのかは、残念ながら検査することができません。

夜型タイプの人が、早寝早起きによるメリットを得たいために無理に生活リズムを変えても、思うような効果が得にくくなるようです。

早寝早起きをすると、逆に体調不良になる場合は、無理に生活リズムを変えない方がよいかもしれません。

もちろん、これまで遅寝遅起きの生活をしていた人が、いきなり早寝早起きの生活に変えたら、体調に違和感を感じるのが普通でしょう。

これは、海外旅行に行って帰ってくると、時差ボケの影響で、一時的に体調が悪くなるのと同じ原理です。

あくまでも目安ですが、早寝早起きの生活に慣れるまでには、最低でも1週間は必要かもしれません。

ただ、1週間以上試してみても「イマイチ体調がよくない」、「何かしっくりとこない」と感じるなら、それは、体質的に早寝早起きが合わない可能性があります。

そういう場合は、無理して生活リズムを変えることは、デメリットのほうが大きいと言えるでしょう。

以上となりますが、早寝早起には、たくさんのメリットがありますが、見逃せないデメリットもあります。

早寝早起きの生活が合うか否かは、各々の体質や生活スタイル次第と言えるでしょう。

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