社会的地位の高い職業と社会的地位の低い職業とは?

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社会的地位の高い仕事に就く人

「職業に貴賎なし」と言われているように、本来は、従事している仕事によって、人の価値を判断し、区別すべきではないと言えるでしょう。

しかし、実際の世の中の人の多くは、その人の価値を職業によって判断し、区別しています。

これは、職業がその人の社会的地位のレベルをはかる重要な判断基準になっているためだと考えられます。

社会的地位の高い仕事に従事している人と、社会的地位の低い仕事に従事している人とでは、世間からの評価、年収や待遇などにも、大きな隔たりがあります。

もちろん、社会的地位のレベルに関係なく、自分の仕事に誇りを持ち、真摯に向き合い、日々懸命に業務に励んでいる人は、人間的に素晴らしく、尊敬に値する人と言えます。

しかし、仕事に向き合う姿勢は、実際その人の身近でその人の仕事ぶりを見ない限り、判断することができません。

これに対して、その人の社会的地位は、その人がどんな仕事に就いているかによって容易に判断することができます。

悲しいかな、その人の価値も、その人が従事している仕事でほぼ決められてしまっているのです。

ではいったい、社会的地位の高い職業とはどのような職業のことなのか?逆に社会的地位の低い職業にはどのような職業が該当するのか?これから詳しくお伝えします。

この記事は、今の仕事の社会的地位がどのくらいか興味がある方、転職を検討されている方、将来の仕事について考えている学生の方の参考になれば幸いです。

社会的地位とは?

社会的地位とは、文字通り社会における地位のことです。

その人の社会における身分や役割や立場などが優れた順にランク付けされていて、ランクの上にいくほど、社会的地位が高く、ランクの下にいくほど社会的地位が低くなるという特徴があります。

社会的地位が高ければ高いほど、社会の人々から尊敬されたり信頼されたりして、名誉を得ることができます。

そして社会的地位は、多くの場合、その人の職業が判断基準となっています。

・世の中への貢献度が高い

・その仕事に就くためには人並み外れた学力や努力が必要

・収入が高い且つ安定している

などの特徴に該当する職業の場合、社会的地位が高くなる傾向があります。

社会的地位が高い仕事に就くメリットはたくさんありますが、その中でも見逃せないのは、結婚とローンです。

特に男性の場合、社会的地位の高い仕事に就いていると、結婚相手を探しやすいというメリットがあります。

また、結婚をすれば当然ですが、家を買ったり、車を買ったりする場合に銀行のローンを組むわけですが、社会的地位が低い仕事に従事している人は、どうしてもローン審査に通りにくくなってしまいます。

このように、職業は将来の生活の大きな影響を及ぼしてしまうわけです。

では、具体的には、いったいどのような職業が社会的地位の高い職業に該当するのか、これから一緒に見ていきましょう。

社会的地位の高い職業

一般的には、以下の5つの職業は、社会的地位が高いと言われています。

医師

社会的地位の高い職業と言われ、真っ先にお医者さん思い浮かべる方もたくさんいらっしゃることでしょう。

人の命を救う尊い職業として、誰からも尊敬され、憧れられる職業と言えるでしょう。

医師になるためには、大学の医学部に入る必要があります。

医学部は、大学の各学部の中でもダントツと言えるほど難関で、よほど高い学力がなければ合格できません。

もちろん、医学部に入ってからも、医師免許を取得するために、学業に勤しまなければいけません。

医師免許を取得した後も、研修医として厳しい修業を積むことになりますので、強い忍耐力が求めらえる仕事とも言えます。

医師になるには、人並み外れた努力が求められますが、無事になることができれば、誰からも尊敬の眼差しを向けられる社会的地位の極めて高い職業であることは、間違いありません。

大学教授

専門分野の知識が極めて豊富で、その知識を学生たちに伝授することで、優れた人材の育成に大きく関わっています。

また、豊富な知識をもとに論文を書いて、世のため人のために役立つ情報を提供しています。

このように大学教授は、「世の中に貢献度が高い職業=社会的地位の高い職業」として、世の中に幅広く認知されています。

大学教授になるための難易度は非常に高く、博士課程を修了しても、なれる人は、ほんの一握りです。

めったになれるものではない点も、社会的地位の高い職業として、世間に幅広く認知されている理由になっているようです。

士業に従事する人

士業とは、 弁護士や会計士、税理士、行政書士など、国家資格がなければ従事することができない仕事のことです。

国家資格を得るためには、難易度の高い国家試験を突破する必用があるため、誰でも簡単になれる職業ではなく、高い競争率を突破した選り抜きの人材が集結する職業と言えます。

そのため、士業に従事しているというだけで、成績優秀、頭脳明晰、勉強熱心といったようなイメージを持たれやすいです。

士業の中でも、特に弁護士は、司法試験と呼ばれる極めて難易度の高い国家試験を突破しないとなれないため、士業の中で最も社会的地位が高い職業と言えるでしょう。

一流企業の社員

ここでいう一流企業とは、

・ブランド力がありその名が世界的に知られている

・入社するのが極めて難しい

・生涯給料が高い

・会社の規模が大きい

・会社の業績が安定している

・退職金や企業年金なの福利厚生が充実している

などの特徴を全て満たしている企業のことです。

尚、上場企業や大企業であっても、

・簡単に入社できる

・サービス残業は当たり前

・有給はあっても使えない

・悪い評判がネット掲示板にたくさん書かれている

・離職率が高い

などの特徴がある、いわゆる「ブラック企業」と呼ばれている会社は、一流企業の括りには入りません。

一流企業に該当する企業は、世の中の企業全体のおよそ0.3%しか存在しないようです。

そんな極めて希少な一流企業の社員も、社会的地位の高い職業として、世の中の人に認知されています。

一流企業に入るためには、競争率の高い採用試験を突破する必用があるため、非常に狭き門と言えます。

多くの人は、筆記試験や面接試験に進む前に、書類審査で落されてしまいます。

一流企業の社員の中でも、役職に就いている場合は、さらに社会的地位が高いと言えるでしょう。

官公庁の役人

官公庁の役人とは、主に官公庁の行政に携わる業務に従事している国家公務員のことです。

中でも、厚生労働省や財務省、外務省などの中央省庁に勤務し、国の政策に大きく関わっている役人は、官僚と呼ばれ、特に社会的地位が高くなります。

公務員という職業は、女性が結婚相手に求める職業の中でも、常に1位、2位をランクインされるほどの人気のある職業ですね。

それはなぜだかご存知ですか?

公務員は際立って給料が高い、というわけではありませんが、企業と違って倒産リスクがないため、安定性抜群だからです。

職業に対する信用度も高いため、銀行からお金も借りやすく、家やマンションなどの大きな買い物もしやすいと言えます。

女性が一番に求めるのは安定ですから、公務員の男性がモテないわけがありません。

この点が社会的地位の高い職業と言われる理由でもあります。

社会的地位の低い職業

これから紹介をする5つの職業は、社会的地位が低いと言われています。

その理由も合わせて説明をしましょう。

水商売

水商売とは、水を扱う商売というわけではなく、水が流れるように、収入が安定せずに移ろいやすい職業のことを意味する言葉です。

主に、飲食業や風俗業が該当しますが、世間一般的に言われている社会的地位の低い水商売とは、ホステスやホスト、風俗店に勤務する従業員のことを指します。

例えば、ホステスやホストという仕事は、トップクラスになると、年間数千万円の収入を得ている人もいます。

しかしながら、収入が安定しない、社会的なイメージがよくない、という理由から職業に対しての信用度はとても低いです。

そのため、いくら収入が高くても、賃貸物件の契約をできなかったり、大きな買い物をする場合も、銀行のローンを組めないケースが多いです。

また、結婚することになった場合に、相手の両親に挨拶に行った際に、職業は「ホストです」、「ホステスです」と伝えると、普通は猛反対されますよね。

そのことからも、世間から認められた職業でないことは明白であり、社会的地位が低い職業と言わざるを得ません。

アフィリエイター

アフィリエイターとは、自分のブログやホームページに企業の広告を設置して、企業の売り上げに貢献し、その見返りとして報酬を得ている人のことです。

その広告は、アフィリエイト広告と呼ばれており、成果報酬型の広告になります。

自分のブログやホームページの閲覧者が、設置した広告をクリックしたり、商品やサービスを購入した場合に、報酬が発生します。

報酬の発生基準は、広告によって異なります。

広告の成果がなくても、何のペナルティも発生しませんが、報酬も発生しません。

収入は不安定です。

ただ、一部の専業アフィリエイターの中には、年間数千万円の利益を得ている人もいます。

こいういう人達は、トップアフィリエイターとかスーパーアフィリエイターと呼ばれており、普通のサラリーマンの数倍の収入があります。

しかしながら、「アフィリエイト=インターネットを使った怪しい商売」という負のイメージが強く、職業に対する信用度は低いと言えます。

例え、大金を稼ごうとも、特に男性の場合は、職業がアフィリエイターというだけで、恋愛相手や結婚相手として女性から敬遠される傾向にあります。

そのことからも、アフィリエイターの社会的地位は、低いと言えるでしょう。

肉体労働

肉体労働とは、基本的に自分の身体さえ動けば、誰でもできる職業のことです。

農業、大工、土方、工員、ドライバー、介護職、料理人などが該当します。

もちろん、中には専門的な知識や技術が必要なものもあります。

しかし、その多くは、3K(きつい、汚い、危険)と呼ばれる労働内容だったり、厳しい労働条件に見合わない低収入だったりする場合も多く、特に若者からその職業に就くことを敬遠されやすいという傾向があります。

肉体労働は、社会的地位の低い職業の代表格とも言えるでしょう。

タクシードライバー

タクシードライバーは、昔から社会的地位低い職業として、世の中の多くの人に認識されているようです。

その理由は、基本的に2種免許さえ取得すれば、誰でもできる職業であると世間から認識されているからです。

また、リストラされた人やまっとうな職に就けない人、訳ありの人などが就く職業、という先入観を持っている人も少なくありません。

タクシードライバーは、中高年の男性が多いこともあり、中には、定年退職後に就く仕事と思い込んでいる方もいるかもしれませんね。

しかし、若くしてこの仕事に就く場合は、「特別なスキルがない」、「他に仕事が見つけれない」などと思われてしまうことも多いと言えるでしょう。

職種を問わず雇用形態がアルバイト

日本には、まだまだ正社員を重んじる傾向が強く、逆に、雇用形態がアルバイトの場合は、どうしても軽んじられる傾向があります。

正社員とアルバイトでは、責任の重さが大きく異なることから、給与や待遇面にも大きな違いがあります。

アルバイトは、雇用期間が決められている場合も多いですし、基本的に、企業側が提供する福利厚生サービスの適用外で、ボーナスや退職金などもありません。

また、銀行のローンの審査に通らない場合も多いですし、特に男性の場合は、雇用形態がアルバイトというだけで、女性から恋愛対象として見てもらないケースが多いです。

このような点も社会的地位の低さを物語っていると言えるでしょう。

以上となりますが、この記事で紹介をした社会的地位の高い職業と低い職業は、あくまでも世間一般の目線で選んでいます。

実際のところ、社会的地位の高い低いに、明確な基準は存在しませんし、あくまでも参考にする程度にしてください。

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