考えすぎる人の特徴と考えすぎる性格を改善する方法とは?

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考えすぎる人

人間にとって、考えることは、とても大切なことで、生きていく上で考えなければいけないことは、多々ありますね。

しかし、必要以上に考えすぎることは、裏目に出てしまうことが多く、人生のさまざまなシーンで、損をしてしまうことの方が多い、と言えるのではないでしょうか。

実際、「自分は考えすぎる性格だ...」と自覚している人の多くは、それを変えたいと思っているようです。

なぜなら、考えすぎることが災いして、人間関係がこじれたり、仕事で失敗したり、結婚のチャンスを逃したりなど、これまでいろいろと辛い経験してきて、「生きづらい...」と感じているからです。

この記事では、考えすぎる人の特徴と考えすぎる性格を改善する方法について、紹介をしています。

「考えすぎるのをやめたい」と思っている方は、考えすぎてしまう人の特徴をよく理解した上で、この記事で紹介をしている対処法を実践してみるとよいでしょう。

また、お付き合いをしている彼氏や彼女、友達、ビジネスパートナーなど、身近な人が何事も考えすぎてしまう人で、「色々とめんどくさい...」、「相性が合わないような気がする...」と悩みを抱えている方は、この記事を読むことで、よいアドバイスができたり、よい付き合い方のヒントが見つけられるかもしれませんね。

それでは、考えすぎる人の特徴と、それを改善するための効果的な方法について、これから一緒に見ていきましょう。

考えすぎる人の特徴

何事も考えすぎてしまう人には、以下のような6つの特徴がよく見られます。

行動に移せない

考えすぎる人は、考えることに時間を費やしてしまうのですから、なかなか行動に移せないのは、ある意味当然と言えるかもしれません。

頭の中だけで完結してしまって、実際に行動を移す必要がなくなる場合も少なくありません。

そのため、周りからは、「行動力のない人」、「頭でっかちな人」、「実行力のない人」などと思われやすいです。

確かに、後先を考えずに行動すると、失敗を招くこともあります。

しかし、必要以上に考えすぎて行動に移さないと、人生において千載一遇のチャンスを逃す、こともあるでしょう。

集中できない

あれこれ考えすぎるあまりに、気が散って物事に集中できないというのも、考えすぎる人の典型的な特徴と言えるでしょう。

例えば、今は仕事をしなければいけない時間なのに、「来月の結婚式の友人代表スピーチは、何て言えばいいかな~」などと、今考える必要のないことをついつい考えすぎてしまい、目の前のことに集中ができなくってしまうわけです。

先のことを考えすぎてしまうのは、将来に対して不安があるから、とも言えそうですね。

しかし、そのことに頭の中を支配された状態では、何をやってもうまくいかないのは、当然ですね。

完璧主義

「完璧にやろう」と思うと、どうしても、必要以上にあれこれ考えすぎてしまうものです。

そのため、考えすぎる人の多くは、完璧主義であるという性格的な特徴を持っています。

要するに「絶対失敗したくない」という心理が働いてしまうため、どうやったら失敗せずに完璧にできるか、ということを延々と考えてしまうということですね。

確かに、失敗を回避するために気をつけるのは、大切なことではあります。

しかし、考えすぎる人の場合は、それが度を越してしまう点が問題です。

そもそも失敗するかしないかは、実際やってみなければわからないことです。

考えすぎる人は、神経質すぎるとも言えるでしょう。

優柔不断

優柔不断だから考えすぎると言えますし、考えすぎるから優柔不断になってしまうとも言えるでしょう。

いずれにせよ、優柔不断と考えすぎは、切っても切り離せない関係であることだけは確かです。

実際、優柔不断な性格の人の特徴と考えすぎる性格の人の特徴は、共通している部分が多々あります。

ただ、優柔不断の性格の持ち主の中には、何かの決断や選択を迫られる時だけ、考えすぎてしまうだけで、それ以外のときは、ごく普通に考えることができる人も多いです。

これに対して、考えすぎる性格の持ち主の多くは、決断や選択を迫られる時はもちろんのこと、何事に対しても考えすぎる傾向が顕著です。

ですから、ただ単に優柔不断なだけの人よりも、はるかに、考えることに多大なエネルギーを費やしてしまうことになるでしょう。

周りの人の目を気にしすぎる

これは、自意識過剰と言い換えることもできるかもしれません。

誰だって自意識があるので、多少は、周りの人の目が気になります。

しかし、自意識過剰な場合は、周りの目を気にしすぎるあまりに、自分の言動が周囲の人にどう思われるのかについても、必要以上に考えすぎてしまうことになるようです。

そのため、何かを決断しなければいけないような時には、「決断を誤って、周りから嫌われるのはやだ」という心理が働いてしまい、考えすぎてしまうわけです。

メンタル疾患の可能性もある

考えすぎる人は、その原因がメンタル疾患なんてケースも考えられます。

特に多いのが、強いストレスが原因で発症するうつ病、不安神経症や強迫性障害に代表される不安障害です。

うつ病は、説明不要かもしれませんが、心を病んでしまう疾患ですね。

不安障害は、何をするにも、恐怖や不安という感情に苛まれてしまう疾患です。

恐怖や不安が強く出過ぎてしまうと、何をするにも、必要以上に考えすぎてしまうわけです。

寝る前でさえ、色入と考えすぎてしまい、それが原因で不眠症になってしまうことも。

気になる症状があるなら、早めに医師に相談をしたほうがよいでしょう。

考えすぎる性格を改善する方法

何事も考えすぎてしまう癖を克服するためには、以下の4つの対処法がおすすめです。

マインドフルネス瞑想を実践する

マインドフルネス(Mindfulness)とは、日本語にそのまま直訳すると、「気づき」という意味です。

マインドフルネス瞑想とは、今という瞬間に注意を向ける力を養うための新しい瞑想法のことです。

考えすぎる人は、今がおろそかになっている場合が圧倒的に多いです。

つまり、もうすでに過ぎてしまった出来事に対してくよくよ考えたり、まだ、起こってもいない未来に対してあれこれと考えたりして、今この瞬間に、全く目が向かない、という状況に陥りやすいということです。

マインドフルネス瞑想を実践すると、普段の生活でも、雑念が湧きにくくなり、今この瞬間に意識を集中させることができるようになります。

また、自分の思考(普段、どんなことを考えているのか)を客観視できるようになり、考えすぎない脳へと変わっていきます。

マインドフルネス瞑想の方法は、いろいろありますが、その中から、最もシンプルで取り組みやすい方法をご紹介します。

それは、楽な姿勢で目を閉じて、ただ自分の呼吸に意識を向けるだけ、という方法です。

呼吸に意識を向けても、雑念が浮かんできますが、そしたら「雑念」とラベリングし(心の中で囁く)、また呼吸に意識を戻します。

これを1日に1回、15分~30分の間で、できるだけ長く行いましょう。

瞑想と聞くと、「心頭滅却し、雑念を完全に払う」というイメージがあるかもしれませんが、「雑念が浮かぶ=しっかりと瞑想ができてない」ということではありません。

寺院などで行われる瞑想の修行では、「雑念が浮かぶ=瞑想が不完全」という考え方も多いのですが、実は、雑念が湧かないというのは、脳の構造上、不可能なんです。

我々人間の脳というのは、どんなに何かに意識を集中させても、雑念が湧いてしまうものなんです。

マインドフルネス瞑想で大切なのは、雑念が湧かないことではなく、雑念が湧いたときに、それにしっかり気づくことなんです。

冒頭で、「新しい瞑想法」という言葉を使っていますが、それはこれまでの宗教色の強い古い瞑想法とは、その概念が異なるからです。

マインドフルネス瞑想を毎日の習慣にすると、ついつい考えすぎてしまった時に、それに気づき、どんなことを考えていたのかを客観視できるようになるでしょう。

そして、思考の切り替えができるようになります。

また、普段の自分の思考を客観視できるようになると、怒りや悲しみ、不安の元となる思考の大半は、「単なる思い込みである」と気づけるようになるはずです。

例えば、恋人からしばらく連絡がないと、「浮気してるのでは?」とか「自分のことが嫌いになったのでは?」みたいに、あらぬことを考えすぎてしまう場合もありますよね。

でも、実際は、恋人がただ忙しくて、連絡ができなかっただけかもしれませんよね。

つまり、不確定な情報から色々とネガティブに考え過ぎてしまうのは、被害妄想なわけです。

こういうことに客観的に気づけるようになると、それ自体が不要な思考である、ということにも気づけるようになり、考えすぎなくなるわけです。

マインドフルネス瞑想は、単なる「気づき」だけでなく、考え方を養うための助けにもなります。

本格的に実践したい人は、1冊本を買ってみるのがよいと思います。

身体を動かす

考えすぎてしまい、それが頭から離れない時には、気分転換を兼ねて運動をすると、脳をリフレッシュさせることができます。

なぜかというと、身体を動かすことによって、自然と余計なことを考えないようになるからです。

そもそも脳は、同時に二つのことを行うことが苦手です。

例えば、何か作業をしているときでも、考えることに集中してしまうと、自然と手が止まってしまうのもそのためです。

つまり身体を動かしている間(一つのことに集中している間)は、考えを止めることができる、というわけです。

また、身体を動かすことは、リラックス効果もあり、考えすぎによる脳の緊張をほぐす効果も望めます。

身体を動かすことなら、基本的に何でもOKですが、中でもウォーキングがおすすめできます。

自分が夢中になれることを行うのも、同じような効果が期待できます。

言うまでもありませんが、ながら運動では意味がありません。

スマホやタブレットで動画を見ながら運動しても、脳のリフレッシュ効果は期待できないでしょう。

時間を決める

この方法は、考えすぎる性格そのものを改善する効果はあまり望めないかもしれません。

しかし、延々と考えすぎることによる貴重な時間の浪費を防ぐのには、非常に効果的です。

例えば、何かを決断しなければいけない時、何かを選択する必要のある時などに、あらかじめ考える時間を決めます。

あとは、結論が出ない出るに関係なく、時間が来たら強制的にいったんストップするというルールに従うだけ、と方法も至って簡単です。

タイマーや目覚まし時計のアラームをセットしておくとよいでしょう。

この方法を何度も繰り返し試すことによって、決められた時間内に考えをまとめる力を養うことも望めます。

よいことを考える

考えすぎる人は、それがよからぬ考え、すなわち、悲観的な方向に引っ張られやすいという傾向があります。

悲観的なことを考えると、自信をなくし、そのことによって、ますます悲観的な方向に引っ張られてしまう、という悪循環から抜け出せなくなります。

その悪循環を断ち切るためには、あえてよいことを考える、という方法が有効です。

例えば、悲観的なことについて考えすぎていることに気づいたら、あえて過去の成功体験、楽しかったこと、嬉しかったこと、幸せだったことなどに対して、いろいろと考えをめぐらしてみましょう。

実際に、試してみるとおわかりいただけるかと思いますが、悲観的なことが頭から離れてくれます。

実は、これは脳の機能を逆手に取ったテクニックなんです。

我々の脳は、悲観的なことを考えると、扁桃体(闘争本能を呼び起こす役割を担っている)が激しく反応し、そのことを繰り返し考えてしまうような構造になっています。

ところが、よいことを考えると、扁桃体の働きが抑えられ、悲観的なことを繰り返し考えてしまう、という無限ループを断ち切ることができるんです。

悲観的なことを考えだしたら、あえてよいことを考る、これができるようになるまでは、ある程度の時間が必要かもしれません。

しかし、根気よく続けることで、次第に普段の考え方そのものも、楽観的な方向に向かっていくでしょう。

そうなればしめたもので、考えすぎる性格の改善が望めます。

以上となりますが、考えすぎる性格を改善するには、この記事で紹介をした対処法が大きな力になってくれるはずです。

いつもの癖で、「対処法の良し悪しについて考えすぎて実践できなかった…」なんてことにはならないように、注意してくださいね。

そういうのは、今日を持って卒業しましょう。

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