人間不信に陥る原因とそれを克服する方法とは?

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人間不信に陥っている人

他人や自分の周りの親しい人までも信用できない...このような状態を「人間不信」と言います。

人間不信に陥ると、「人を好きになれない」、「どうしても人を疑いの目で見てしまう」という心理状態に陥り、仕事や恋愛、友人や家族との信頼関係など、様々な人間関係で不都合な事態が発生してしまいますよね。

そのことに悩み、「どうにかして人間不信を克服したい」と思っている方は、多いのではないでしょうか。

ただ、そもそもなぜ人間不信になってしまったのか原因がわからない...という方も、いらっしゃるでしょう。

原因不明の場合でも、可能な限り、それを追求していかなければなりません。

人間不信な状態から抜け出すには、その原因や理由をしっかりと把握し、対策を打つ必要があります。

この記事では、人間不信になる主な原因と、克服していくための方法をご紹介しています。

人間不信を乗り越えるのためのヒントを一緒に探っていきましょう!

人間不信になってしまう原因

人間不信になってしまう主な原因はいくつかありますが、それらは先天的なものと後天的なものに大別されます。

これから人間不信になる原因を4つ紹介していきますので、「自分がどの原因に該当しているのか?」よく考えながら見ていくと、問題の解決につながるヒントを得やすいでしょう。

発達障害などの病気

これは、人間不信に陥る原因の中でも、先天的なものの代表格と言えるでしょう。

発達障害とは、脳の発達に問題があり、日常生活に支障が出てしまう障害のことです。

相手の発言の意図が汲み取れないアスペルガー症候群、注意力が欠けてしまうADHD、単なる人見知りやコミュ障と勘違いされることもある自閉症などが挙げられます。

発達障害だと、他人とうまくコミュニケーションを取ることができずに、人間関係が破たんしてしまうことがよくあります。

それが原因で人と関わるのを「怖い」と思ってしまい、人間不信に陥ってしまうわけです。

自分に自信がない

自分に自信がないことが原因で他人を信じられなくなってしまう、というケースは、実は非常に多いんです。

「自分を愛せない者は、他人も愛せない」…そう言われることもある通り、自己愛が欠如しており、コンプレックスを抱えている人間は、人間不信に陥ってしまいがち。

例えば、コンプレックスの塊のような人は、マイナス思考で、他人から褒められても「本当なのか?」と疑ってしまいます。

それにしても、なぜ自分に自信が持てなくなってしまうのでしょうか?

その原因は、先天的なものと後天的なものの両方が考えれます。

それが生まれつきの性格なのであれば、先天的な要素が強いと言えますし、幼少期のトラウマが原因なのであれば、それは後天的な要素が強いと言えます。

過去に人間関係で問題があった

過去の人間関係トラブルは、人間不信に陥りやすい人によく見られる特徴の一つです。

過去に人間関係でトラブルを抱えたことがあると、それがトラウマとなり、人間不信に陥ってしまう、というわけです。

この場合は、完全に後天的なものが原因で、そうなってしまっていると考えてよいでしょう。

具体的には、以下のようなケースが人間不信の原因となります。

①家族問題:親から愛情を受けられなかったり、虐待などの過去があった

②男女関係:恋人から浮気されたり、一方的に振られた経験がある

③交友関係:過去にいじめや裏切りを経験した

④その他:騙されたり、理由もわからずに恨まれたことがある

上記のような体験をしてしまうと、その経験がトラウマとなってしまい、人を信じられなくなってしまいがちです。

特に、好きな人との別れというのは、精神的ダメージも大きく、引きずってしまいがちですね。

それが原因で人間嫌いになり、恋愛ができなくなってしまう人も決して珍しくありません。

過度なストレスを抱えている

ストレスが溜まり過ぎると、人間不信に陥ってしまうことがあります。

たかだストレスでそんなことになるの…?!と驚く方も多いかもしれませんが、ストレス溜まりすぎると脳がしっかりと機能しなくなり、まともな思考ができなくなります。

ストレスが溜まってイライラしている時というは、冗談さえも嫌味に聞こえたり、普段なら許せることでも怒りがこみ上げてきて、大声を張り上げてしまうこともありますよね。

過度のストレスにより脳がしっかりと機能しなくなると、感情のコントロールがきかなくなり、普段なら普通と思えることでも、普通と思えなくなってしまうものなんです。

例えば、「友達からお金を貸してほしい」と頼まれたとしましょう。

普段なら「別にいいか」と思えるのに、ストレスが溜まって感情のコントロールがきかなくなると「自分のことをATMだと思っているのか?」みたいに、悪い方向に考えてしまいがちになるんです。

このような被害妄想から人間不信に陥ってしまうことは、決して珍しいケースではありません。

自分の時間も持てないほど仕事が忙しすぎる人というのは、往々にしてこのような状態に陥りやすいと言えるでしょう。

また、過度のストレスでまともな思考ができない状態というのは、うつ病を患っている可能性もあります。

そういう状態で、無理をするのは、悪循環でしかありません。

少しでも心当たりがあるなら、早めに診察や治療を受けるべきです。

人間不信を克服する方法

人間不信状態から抜け出すには、どうすればよいのでしょうか?

これから、人間不信を克服する3つの方法をご紹介いたします。

表面だけでも取り繕ってみる

人間不信な状態なのに、いきなり「人を心の底から信じてみろ」と言われても困ることでしょう。

ですが、人を心から信じることはできなくても、不信を抱いていないような態度で接することは、決して不可能ではありません。

まずは、体裁だけでも取り繕う、これが手っ取り早い対処法です。

相手のことをあまり知らなくても、信用などしていなくても、人はにこやかに笑うことができますし、仲の良いように接することができます。

仕事で「営業スマイル」をすることは、決して悪いことではありませんし、そんなに難しいことでもないはずです。

それと同様、プライベートの人間関係でも「愛想笑い」をし、表面的には信じているように接するのは、実はそんなに難しいことではありません。

「相手のことを信用していないのに外面だけ取り繕うなんて...」と思う方もいるかもしれませんが、こういう生き方は、多くの人が多かれ少なかれやっているものです。

愛想笑いを嫌い、「信用している人以外に明るく接するのはダメだ」このようなマジメな考え方が人間不信的な態度に表れてしまっているのかもしれません。

もう少し緩く考えて生きていってもいいんです。

接し方を変えていけば、自然と人間関係がスムーズに深まっていき、本当に相手のことを信用することができるようになってきます。

まずは表面だけでも取り繕ってみましょう。

人との距離感を一定に保つ

人間不信を克服するためには、周囲との距離感を縮めなければならない、そのように思い込んでいる人は多いかもしれませんね。

しかし、人間不信を克服するためには、距離感を保つことの方が実は大事です。

「人を信じるために距離を取れ」というのは、意外に聞こえるかもしれませんね。

しかし、人と距離を詰めすぎると、いやおうなしにその人の様々な側面が見えてきて、嫌気がさしてきます。

「この人を信じていたのに...」と絶望してしまうのは、相手に必要以上の期待を持ってしまっているからです。

人に期待を持ち過ぎず、近くなりすぎない。

これを心がけることで、自然と人間不信に陥らない自然な人間関係が築けるようになります。

具体例を挙げてみましょう。

例えば、恋人との距離の取り方について。

「彼氏である以上は、彼女の考えていることは全部知らないと」

「恋人なら価値観を合わせないと」

このように思い込んでしまうと、少し知らない側面が見えたり、考え方が違っていたりするだけで、何だか裏切られてしまったように感じてしまいます。

家族や仕事の同僚、親友なども同様です。

仲が良かったり、恋人だからといって相手の全てを把握しようとするのは、距離感が近すぎる付き合い方なんです。

十人十色という言葉もありますが、人間はそれぞれ価値観や考え方が違っていて当然なんです。

恋人に不信を抱かず、うまく付き合っていきたいなら、毎日欠かさずに電話したり、1日の行動を根ほり葉ほり聞いたりせず、「相手の行動や考えの50%くらいを把握できればいいか」くらいの心持でコミュニケーションをとるようにするとよいでしょう。

人は完璧ではないと認識する

人間不信に陥りやすい人というのは、「人はこうあるべき!」という理想が高い傾向にあります。

当たり前ですが、完璧な人というのはいません。

話すことすべてが真実で、偽りがないというような聖人君主のような人は、まず存在しないのです。

「多少嘘をつかれたとしてもしょうがない」くらいの心持ちで人と接するようにすることで、人間不信に陥りづらくなります。

嘘をついたり、騙したり、そういう醜悪な側面も持っているけど、いい部分もたくさん持っている、人間というのはそういう生き物です。

家族や恋人、親友であったとしても、程度の違いはあれ、基本的にこれに変わりはありません。

他人に完璧を求めず、いろんな側面もあるんだと受け止める。

このように考えることで、ずいぶん人間関係が楽になり、人間不信も緩和されてくるはずです。

以上となりますが、人間不信を克服するには、考え方を根本から変える必要があると言えそうですね。

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