何も考えたくない時の心理状態とは?そんな時の対処法は?

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何も考えたくない時

「もう何も考えたくない…」

「動きたくないし、ずっと寝ていたい…」

「無気力でなんだかやる気がでない…」

と思っている方や、そんなぼやきをする方が近くにいる方。

なぜ、こんな状態になってしまうのでしょうか?

その理由や原因をよく理解することが問題の解決には欠かせません。

この記事では、何も考えたくない時の心理状態とはどのような状態なのか?について解説をしてきます。

また、そんな時に試してほしい対処法についてもご紹介をしていきます。

何も考えたくない時の心理状態とは?

「もう何も考えたくない...」という心理状態に陥っている時というのは、以下のような3つのケースが考えられます。

疲れている

「何もしたくない」、「何も考えたくない」というようなときは、疲れが溜まっているときです。

仕事や勉強、育児で寝る間もないほど忙しかった、など思い当たる原因はないでしょうか?

疲れが極限に達すると、考えるという単純なことすらできなくなってしまいます。

これは、脳がオーバーヒート状態になっているためです。

疲れているかどうかを測る目安として、朝なかなか起きられない、休日は昼頃まで寝てしまう、これらの状態は、かなり疲れていると考えてよいでしょう。

普段の生活でも、「なんだか疲れたな~」と感じるときは、それは脳も疲れている証であり、そういう時は、思考停止に陥りやすいと言えます。

嫌なことがあった

最近嫌なことがあった、というような場合も、「何も考えたくない...」というような状態になってしまいます。

失恋や職場での人間関係のこじれ、仕事で失敗したなど、辛いことや嫌なことがあると、将来に対する不安から思考がグルグルと巡り、それが脳にとって大きな負担になります。

そのため、脳が自己防衛のために、思考をストップさせます。

言い換えるなら、心や脳が安全装置を作動させて自分を守っている、というようなイメージです。

例えば、彼氏や彼女との恋愛関係がこじれて、「今は何も考えたくない」と言われたのあれば、それは強い精神的ダメージが原因で、脳がオーバーヒート状態になっていると考えられます。

そういう場合は、注意して見てあげることが大切です。

傍から見ると、そこまで嫌だったり、辛かったりしないようなことでも、感受性は人それぞれですから、思わぬ部分で心に深いダメージを負っている、というようなケースもあります。

慣れていないことをやった

新しいことにチャレンジをしたり、慣れていないことを多数やったりすると、脳の普段使われている部分がフル回転することになります。

すると、いつもだったら疲れないような作業量であっても、一気に疲れが溜まってしまいます。

転職や転勤、結婚などで新しい対人関係が増えたときや、それに伴い引越しをして住環境が変わった場合などは、想像以上に気を使ったり、いろいろと考えているため、脳がフル回転状態になります。

そうなると、脳が疲れてしまい、「もう何も考えたくない」という状態に陥りやすいものです。

何も考えたくないときの対処法

「何も考えたくないと」いうときには、どうすればいいのでしょうか?

これからご紹介をする5つの対処法を是非試してみてください。

たっぷり睡眠をとる

何も考えたくない状態というのは、脳がオーバーヒートしている状態と同じです。

そういう時には、たっぷり睡眠をとるようにして、脳をよく休ませましょう。

現代人は、「6時間くらい睡眠をとれば十分だろう」などと考えがちですが、実際には、最低でも7時間以上の睡眠時間を確保できていなければ、睡眠不足状態となり、脳のパフォーマンスが落ちると言われています。

何も考えたくないほど疲れている場合には、できれば8時間は、寝る時間を確保して、疲労を取るようにしましょう。

「寝たくても、不眠症気味で寝れない...」という方は、睡眠薬の利用してでも、睡眠時間を確保すべきです。

ただ、ずっと睡眠薬に頼るのも、よくありません。

不眠症になってしまう原因の一つに、体内時計のズレが挙げられますが、これは太陽の光を浴びないことが主な要因です。

朝起きてから日光に当たらない生活をしていると、体内時計がズレて、夜になっても眠気を催さなくなってしまいます。

毎朝、朝日をしっかり浴びて、体内時計をリセットするのは、質の高い睡眠を確保するためには、非常に重要なことなんです。

尚、朝起きてから20分ほど朝日を浴びるようすると、その約16時間後に睡眠ホルモンのメラトニンが脳内で分泌され、よく眠れるようになります。

朝の7時に朝日を浴びれば、その16時間後の夜の11時頃に眠気を催し、朝まで熟睡できるということです。

生活習慣を整える

「もう何も考えたくない」という状態になっている方は、生活習慣に問題がないか?今一度見直してみましょう。

睡眠時間や生活リズムはもちろんですが、食事の内容や日々の運動の量、飲酒や喫煙など、様々な要因が今の状態を引き起こしている原因となっている可能性があります。

特に、「悩みはないはずなのに…」というような方こそ注意が必要です。

心に問題はなくても、身体に問題があれば、精神面にも悪影響が出て来てしまうものです。

逆に、身体の健康を整えていけば、精神面が落ち着いて、安定しやすくなります。

「身心一如」という言葉もありますが、心と身体は一体であると考えるべきです。

心の状態が悪ければ、身体の状態も悪くなりますし、その逆もまた然り、身体の状態が悪ければ、心の状態も悪くなります。

また、身体の不調を感じている場合は、何か病気の可能性もありますので、思い当たる節がある場合には、病院に行って検査や診断などをしてもらい、しっかり医学的に治療してもらうというのも一つの手段です。

自律神経失調症やうつ病などの心の病が原因で、心も身体も不調を感じている、というケースも決して少なくありません。

体調が悪いのに加えて、「消えたい...」とか「しにたい...」という気持ちになったり、憂鬱な気分が毎日続くのあれば、心の病の可能性が高いと言えます。

ストレス解消する

ストレスが溜まると、心身に様々な悪影響が出ます。

「もう何も考えたくない」と思うほど疲れている場合には、ストレスで心が疲弊しきっている可能性があります。

現代社会はストレス社会とも言われており、ストレスが発生するのは不可避。

そこで、生まれてしまったストレスを定期的に上手に解消していく必要があります。

ストレス解消の方法は、人それぞれです。

運動不足なら、ウォーキングやランニングなど、軽い運動を生活に取り入れてみるとよいでしょう。

身体を動かしたくないような方は、20分~30分程度、半身浴でお風呂に浸かったり、好きな音楽を聴いたり、するのもよいでしょう。

瞑想や温冷浴(サウナと水風呂に交互に入る入浴法)も、ストレス解消には効果的です。

その他にも、カラオケで思いっきり歌う、好きな本を読む、映画を観る、気晴らしに旅行に行ったりするのも、ストレス解消法としては人気があります。

自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。

尚、ストレスを解消するためにお酒に走ってしまう人も多いのですが、過度の飲酒は、逆効果。

適量をたまに飲む分には、ストレス解消に効果的ですが、それが過度になると体調を崩し、逆にストレスを溜めやすくなってしまいます。

実際に、毎日お酒を飲むのが習慣になっている人がしばらく禁酒したら、体調もよくなり、イライラすることも少なくなった、なんてケースは決して珍しくありません。

今の考えを紙に書きだす

「何も考えたくない」という状態のときには、思考がオーバーヒート状態になっている可能性があります。

そこで、逆説的ではありますが、あえて自分の気持ちや感情、考えていることを紙に書きだしてみて、整理をするという方法が割と有効となってきます。

人間はただ生活しているだけで、一日数万回の思考をしていると言われます。

「何も考えたくもない」ような状態のときは、案外同じことを延々と脳が繰り返し、思考しようとしていることがあります。

そういうときには、その思考を紙などにアウトプットして明確に形にしてあげることで、同じことを繰り返し考える必要はないんだと、脳に再認識させてあげましょう。

深く考えたくないような状態なのですから、しっかりと図にするような必要はありません。

箇条書きで構わないので、思い浮かんだことを順番に片っ端から書き出していきます。

例えば、

・人生に喜びを感じられない

・仕事にやりがいが感じられない

・とにかく辛い

みたいな感じで、OK。

紙に一通り自分の頭の中のこと(感情、考え、気持ちなど)を一通り書いて、それを読み返してみましょう。

すると、自分を悩ませていることを客観視することができるようになります。

自分の心の声に耳を傾け、それを客観視するだけでも、気持ちが楽になりますし、解決策が見つかることも多いです。

紙に書きだす余裕があるようなら、是非試してみてください。

何も考えずにとりあえず着手する

何も考えたくない…そんな状態でも、仕事や勉強はやらなければなりませんよね。

どうしてもやる気が起こらずうまく着手できない…と悩む方は多いかと思います。

そんな方は、何も考えていない状態でもいいから、とりあえず行動に移してみる、ということをお勧めします。

やる気やモチベーションという言葉が飛び交う現代ですが、実はモチベーションなどなくても、仕事や勉強は始められますし、始めてしまえば、無心に近いような思考状態でも黙々と進められるものです。

「やる気がないからやらない」ではなく「やる気はないけどやるか」と考えることが大事です。

どうしても着手できないという場合には、やはりうつ病などの心の病気を患ってしまっている可能性もあるので、カウンセリングを受けたり、精神科や心療内科に通院して専門医に診てもらうのがよいかもしれませんね。

以上となりますが、何も考えなくない時というのは、脳がオーバーヒートしている状態と同じだということをよく理解しておきましょう。

この記事では、その状態を改善するための対処法を紹介してきましたが、どの方法が合っているか?は、人それぞれです。

この記事でご紹介をした対処法を上から順番に試していくとよいかもしれませんね。

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