嫌がらせする人の心理や性格とは?そういう人への対処法は?

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嫌がらせする人

「嫌がらせされたい」という願望がある人なんていませんし、多くの人は「嫌がらせなんてしたくない」と思っているでしょう。

しかし、自分に全く非がなくても、理不尽な嫌がらせを受けてしまうケースは、けして珍しくありませんね。

この記事を読んでいる人の中には、日常的に嫌がらせを受けていて「毎日が辛い...」、「もうやめてほしい...」とお悩みの方も決して少なくないでしょう。

人から受けた嫌がらせというのは、簡単には忘れられないものですし、それがトラウマとなって、心身に不調をきたすこともあります。

また、何らかのトラブルが原因で、自分が嫌がらせする人になってしまう可能性もまったくゼロではないでしょう。

それにしても、人間という生き物は、いったいなぜ嫌がらせをしてしまうのでしょうか?

また、嫌がらせをせずにはいられないような心理状態に陥りやすい人というのは、やはり性格に問題があるのでしょうか?

そういう人の正体がわかれば、対策も打ちやすくなるでしょう。

嫌がらせをする人の心理や性格、及び嫌がらせされたときの対処法について、これから一緒に見ていきましょう。

嫌がらせする人の心理や性格

嫌がらせをする人には、以下のような4つの心理や性格的な特徴があると言われています。

自分を正当化してしまう

嫌がらせする人の多くは、嫌がらせをするという行為について、「本当はいけないこと」と認識しています。

それにも関わらず、嫌がらせをしてしまうのは、自分を正当化してしまうからです。

「相手が悪いのだから、それを懲らしめるために嫌がらせをするのは、正しいことである」というような心理が働き、嫌がらせをする自分を正当化する、ということですね。

あるいは、正当化するために、苦しい言い訳をしてでも嫌がらせをせずにはいられなくなる、という場合もあるでしょう。

いずれにせよ、正当化さえしてしまえば、どのような嫌がらせも、嫌がらせをする当人にとっては、正義となってしまう点が怖ろしいところです。

自己愛が強すぎる性格の場合や自己中心的な性格の場合に、そのような心理状態に陥りやすくなるようです。

また、正義感が強すぎて融通が全く利かず、ほんの些細な不正も見過ごすことができないような性格の場合も、不正を行った相手を徹底的に糾弾しようとして、結果的に、それが嫌がらせにまで発展してしまう、あるいは本人はそのつもりはなくても、相手に嫌がらせとして受け取られてしまう、というのも比較的よくあるケースのようです。

相手を妬んでいる

嫉妬深い性格のため、相手に対する妬みの感情から、「相手をおとしめたい」という心理が働き、嫌がらせをする場合も非常によく見られます。

昔から、同じ会社で働く恋愛と縁がない女性社員が、結婚が決まった女性社員に嫉妬して、挨拶をしても無視する、飲み会に呼ばない、など陰湿な嫌がらせをする、なんてケースは多いですね。

そもそも嫌がらせをする人の多くは、「劣等感の塊」と言っても過言ではありません。

自分と比べて、何もかも優れている相手に、激しい妬みの感情を持ちやすい、そんな性格的な傾向があるようです。

そして、そのような相手に対して、優越感を得たいために、いかなる手段を使ってでも、自分よりも劣るような立場にまで引きずり降ろそうとします。

例えば、根も葉もない噂を立て、その人の評判を落とすというのが典型的な嫌がらせの手口です。

この他にも、相手に対して優越感に浸れるような嫌がらせなら、何でも実践しようとします。

そういう人が同じ職場にいると、退職に追い込まれてしまう、というケースも多いでしょう。

嫌がらせに快感を覚える

これは、嫌がらせする人の中でも、最悪と言えるケースでしょう。

嫌がらせそのものに対しては、「良くないこと」と認識しているにも関わらず、嫌がらせを受けた人が苦しんでいる様子を見ることに快感を覚えるために、やめられなくなってしまうようです。

相手が苦しめば苦しむほど、快感が増すために、嫌がらせの内容がエスカレートしてしまうことになりやすいです。

このような心理から嫌がらせを行ってしまうのは、サディスティックな傾向の強い人である場合が大半です。

もっとも、嫌がらせをする人は、程度の差はあれ、サディスティックな性格を有していると言えるかもしれません。

また、中には、嫌がらせという行為そのものに対して、まったく罪悪感を持たないタイプの人もいます。

反社会的パーソナリティ障害や精神障害の一種であるサイコパスがそのようなタイプに該当します。

サイコパスは、嫌がらせをゲーム感覚で楽しむことができる特殊な人種であるとも考えられます。

相手が嫌がらば嫌がるほど、喜びを感じ、それが生きがいになってしまっているケースも多いです。

自分を守りたい

自分が誰からも嫌がらせをされないために、あえて自分の周りの不特定多数の人に嫌がらせをしてしまう場合もあります。

自分を守りたい、すなわち、自己防衛本能が強すぎると、まさに「攻撃は最大の防御」とばかりに、往々にして、そのような信じられない行動に出てしまうこともあるようです。

あたりかまわず誰にでも嫌がらせをすれば、当然、周りの人から「あの人は誰にでも嫌がらせをする怖い人」というような目で見られるようになります。

そんな人に対しては、誰も嫌がらせをしようとは思わないですし、その人の恨みを買うようなことを避け、極力当たり障りのないように接することになるでしょう。

嫌がらせする当人は、それが狙いで、自分の評判を落としてでも、嫌がらせ等による周囲の攻撃から自分を守ろうとします。

自己愛が強すぎる性格や被害者意識の強すぎる性格の持ち主などが、このような心理状態に陥りやすくなるようです。

嫌がらせに困っている時の対処法

「嫌がらせされて困っている...」という人には、以下の4つの対処法がおすすめです。

反応しない・取り合わない

嫌がらせをされても徹底的に無視し、動じない態度を示すだけでも、嫌がらせをやめさせることができるケースは多いです。

特に、自分に全く身に覚えのない理不尽な嫌がらせをされた場合の対処法として、最も効果的な方法です。

嫌がらせに対して、反撃しようとしたり、感情的に反応してしまうと、相手の思うツボで、嫌がらせがどんどんエスカレートする怖れがあります。

逆に、嫌がらせをされても、無反応で全く取り合わないでいると、相手も「どんなに嫌がらせをしても無駄だ」と諦めるようになり、次第に鎮静化する場合が多くなります。

もちろん、嫌がらせの内容によっては、この対処法が逆効果になる場合もあるので、その点はくれぐれもご注意願います。

例えば、気にしないように心掛けているものの、嫌がらせのレベルが高すぎて、強いストレスを感じてしまうような場合は、他の対処法を試みるべきでしょう。

「嫌がらせには絶対に屈しない!」とばかりに、無理して耐え続けると、溜まりに溜まったストレスが原因で、ノイローゼやうつ病などの心の病気になってしまうこともあります。

第三者を介入させる

嫌がらせをされた相手と直接対峙することも、対処法として効果がある場合もあります。

例えば、相手が自分と親しい相手であった場合は、話し合いの場を設けて、お互いに心を開いて話し合うことによって、解決が望めることも少なくありません。

嫌がらせの理由が相手の誤解であれば、よく話し合って相手の誤解さえ解くことができれば、互いの関係を修復することも可能でしょう。

しかし、多くの場合は、嫌がらせの相手と直接対峙することによって、さらならトラブルに発展するリスクが増大します。

その場で、激しい口論となって、刃傷沙汰になる怖れもあります。

そういったリスクを回避するためには、第三者に中に入ってもらうのが得策です。

嫌がらせする人の親兄弟や友達、嫌がらせをする人に対して大きな影響力のある人などに、中に入ってもらい、事情を訊いてもらうことで事態の収束が望める場合も多いです。

嫌がらせの内容によっては、警察や弁護士に入ってもらう必要が出てくる場合もあるでしょう。

嫌がらせの内容を記録する

嫌がらせされたら、その内容を記録して残しておきましょう。

万が一の場合、それが証拠として効力を発揮してくれます。

あなたの職場の上司や学校の先生など、誰かに相談する場合も、嫌がらせの記憶があった方が相談された相手も協力しやすいです。

また、嫌がらせがあまりにも酷い場合は、警察に相談することもあるでしょう。

刑事事件として警察に捜査をしてもらうためには、被害届を出す必要がありますが、明確な証拠がなければ、取り合ってもらえません。

証拠物は保管しておく、ノートに日付と嫌がらせの内容を記す、スマホのカメラを利用して動画や写真などを取っておく、相手があなたに送り付けたメールを残しておく、相手からの電話を録音しておくなど、嫌がらせの内容によって、適切と思える方法を選択しましょう。

例えば、酷いことが書かれた張り紙をされたり、手紙やハガキを送られてきた場合は、それは保管しておきましょう。

犯人の指紋がついていれば、警察も動きやすいです。

それが元カレや元カノからの嫌がらせであれば、ストーカー規制法違反で起訴してもらうこともできます。

ツイッターなどのSNSで悪口やよからぬ噂を拡散された場合は、投稿内容やアカウント名などをしっかりと写真として残しておけば、犯人がわからない場合でも、IPアドレスから犯人を特定することもできます。

それが事実と異なる内容であれば、名誉棄損で起訴してもらうこともできます。

証拠さえあれば、合法的に仕返しができます。

相手を刑事告訴できない場合でも、弁護士に相談の上、精神的苦痛に対する慰謝料請求をする、という選択肢もあります。

法的措置による解決は、刑事罰であろうと民事訴訟であろうと、相手に事の重大性を認識させることができる、というメリットがあります。

尚、嫌がらせをしてくる犯人がわからない場合、証拠集めのために探偵を使うと、そこそこお金がかかってしまうというデメリットがありますが、民事訴訟で勝訴になれば、その費用も請求できるケースも多いようです。

度を超えた嫌がらせをしてくる人の末路は、遅かれ早かれ犯罪者なってしまうケースが多いようですが、因果応報としか言えませんね。

逃避する

嫌がらせする人の前から姿を消し、嫌がらせをしたくてもできないような状況を作るということです。

これは、逃げるのと同じなので、極めて消極的な方法といえるかもしれませんが、この対処法しか選択肢がないケースは多々あります。

例えば、嫌がらせの相手が職場や学校にいる場合は、転職や転校、隣人である場合は、引っ越しがそれぞれ最善の対処法となることが多いです。

特に、嫌がらせをする相手が頭がおかしい危険人物の場合、他の対処法がまったく通用しないこともあります。

状況によっては、相手の手の届かないところに身を隠すのが最も賢明と言えることもあるでしょう。

以上となりますが、今現在嫌がらせに困っている場合でも、それをやめさせることは、不可能ではありません。

ただ、どの対処法が最適なのか?は、ケースバイケースになので、それは信頼できる人によく相談をして決めると良いかもしれませんね。

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