先入観にとらわれる人の心理や特徴と先入観を捨てる方法とは?

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先入観にとらわれる人

世の中の固定観念に縛られてしまうと、自由な発想ができなくなってしまうものです。

色眼鏡や偏見などを捨てて、思い込みを排除した思考ができる人は、未知の問題に対しても柔軟に対処することができ、仕事やビジネスだけでなく、恋愛や家族の問題など、私生活でもうまく生きていくことができます。

では、どうすれば先入観を捨て去って、フレキシブルな発想をすることができるのでしょうか?

ここでは、先入観にとらわれる人の心理や考え方の特徴をまず紹介し、先入観にとらわれてしまう理由について分析をしていきます。

その上で、先入観を捨てる方法について解説していきます。

先入観から脱却し、応用力があり機転がきく人生を送りましょう!

先入観にとらわれる人の心理や考え方

先入観にとらわれてしまう人には、以下のような4つの心理や考え方の特徴があります。

過去の経験を重視しすぎてしまう

固定観念が強い人というのは、過去に自分が見聞きした出来事から得た情報(=体験)を重視しすぎてしまっている傾向があります。

「百聞は一見に如かず」と言いますし、実際に体感した実体験は、物事を考えていく上で非常に貴重な判断材料となります。

しかし、世の中に無数にある出来事の中で、自分が直面することができる事態というのは、ごく一部にしかすぎません。

自分が見てきたものは、物事全体からするとほんの一部の事例にしかすぎないかもしれません。

「前はこうやってうまくいった」というような自分なりの解決方法・処世術は、実はあなたの周りでしか通用しないようなローカルルールにすぎないかもしれません。

経験を重視するあまり失敗してしまうというケースは、経験が豊富なベテランにこそありがちです。

そのため、柔軟な発想が求められる企画などの仕事では、固定観念が凝り固まっているベテラン社員よりも、あまり物事を知らない新人を抜擢する、というケースは決して珍しくはありませんね。

伝統や保守的な発想を大事にしすぎてしまう

先入観に囚われる人は、伝統や保守的な手法を重視する傾向を持っています。

歴史から学ぶ、これはビジネス上でも非常に大事な発想ですよね。

これまでの歴史で培われてきた伝統的な思考や手法は、現代の問題を解決する上でも非常に役立つツールとなりえます。

しかし、近現代の社会の変革スピードには、実に激しいものがあります。

これまで正しいと思われてきた方法などが、もはや通用しなくなっている、そんなケースも実社会では多数発生しています。

歴史や伝統を学ぶこと、それを大切にすることは決して否定はしませんが、それだけでは太刀打ちできないような状況が生まれてきているということも意識しておかねばなりません。

人物や出来事を表面だけで判断してしまう

先入観にとらわれる人は、人物や出来事の表面だけで観て、思い込みや決めつけで判断をくだしてしまいがちです。

「こいつはチャラチャラした格好だから、仕事はできないに違いない」

「妻と娘が喧嘩した、当然娘に非があるだろう」

などなど…見た目や雰囲気だけで、物事の成否や結論を勝手に憶測してしまうのです。

このような発想をしがちな人間は、頑固だったり、昔気質だったり、とにかく自分の基準や軸・芯をしっかり持っている人であることが多いです。

自分の芯を持っていることは、決して悪いことではありませんが、度が過ぎると融通がきかなくなり、柔軟な発想力を失ってしまいがちです。

そして、見た目で人をなめたり、憶測だけで物事を判断し、とんでもない失敗をしてしまうわけです。

常識を大事にしている人

一般常識や世間一般の考えを重視している人も、固定観念に縛られがちです。

実直でマジメな人ほど、先入観にとらわれてしまうのは、なんとも皮肉ではありますが…

常識というものは、TPOに応じて変化するものです。

「こういう場面では常識的に考えてこう対処するのが正解だ」みたいな基準を持っているのは、非常に大きな強みではありますが、これがかえって新しい解決方法を生み出す弊害となっているケースも少なくはありません。

先入観を捨てる方法

経験豊富だったり、常識人だったり、判断の基準がしっかりしている、いわゆる「ベテラン」と呼ばれる人こそ、先入観にとらわれてしまいがちだ、という説明をしてきました。

もちろん、「新人」と呼ばれる人でも、育った環境やこれまでに出会った人たち、個人の考え方や価値観などの影響で、先入観にとらわれがちになることも、決して少なくはありません。

では、先入観を捨てるには、どうすればいいのでしょうか?

その方法をこれから3つご紹介します。

常識外れな方法を考えてみる

ビジネスや仕事、家庭や恋愛の問題など、何か大きな問題を抱えている場合、それらを解決する上で、「常識を知っている」ということは、強みになりますね。

ただ、常識に囚われすぎてしまうと、先入観から柔軟な発想ができなくなってしまうのも、また事実です。

対処法としては、まず、自分の中の常識に基づいて解決案を考えてみて、次にその常識からまったく外れた第二案・第三案も同時に立案してみるようにしてみると、先入観にとらわれずに、問題を見ることができます。

「普通なら常識から考えてこうすべきだよな」と考えることができる時点で、あなたには1つは解決策を生み出す能力があります。

常識外れな視点からでも、別の解決策も見つけられるはずです。

複数の解決策を出し、それら比べてみることで、客観的な視点から解決策のよしあしを判断しやすくなるはずです。

その結果、常識的な解決策が最適だと思うなら、それはそれでよいと思いますし、常識外れと思えるような解決策がよいと思うなら、それもアリということになるわけです。

要するに、何か問題を解決する場合は、できるだけ多くの解決策を絞り出して、それら比較しながら最適解を見つけたほうが先入観にとらわれない、ということです。

考え方が正反対の人と友達になる

固定的な観念というものは、一度身についてしまうと、それを捨て去るというのは、そう簡単なことではありません。

もし、「よく先入観にとらわれているな~」という自覚があるなら、自分とは正反対な考え方を持っている人を友達として持っておくといいでしょう。

自分と考えが正反対な人と付き合うのは大変・・・というイメージがあるかもしれませんね。

しかし、自分と真逆な考え方をする人と交流をするということは、新しい考え方や価値観を頭に入れるのにもってこいですし、先入観にとわれないようになるための訓練なる、という大きなメリットがあります。

こういう真逆な人間との付き合いを深めると、自分の頭の中にその人の考え方・基準というものがじわじわと構築されてきます。

「こういう時、あいつだったらどう考えるかな?」と、思考することができるようになるんです。

このような別人の思考基準(他人の視点)を数個もっておくだけで、柔軟な発想がずいぶん出てきやすくなります。

新しいことに挑戦してみる

今まで経験をしたことがないことに挑戦をするということは、想像しているよりもずっと頭を使います。

また、経験がないということは、一からやり方を考えなければいけませんね。

この一から考えなければいけないというのが、先入観を拭い去る上で、とてもよい訓練になるんです。

保守的な人間というのは、どうしても新しいこと・自分がこれまで体験してこなかったことに対して、臆病になってしまうものです。

しかし、少し勇気を出して、これまで未知の分野だったことに挑戦してみるようにしましょう。

前からやってみたかったことより、少し苦手意識をもっていたことにチャレンジする方が、先入観にとらわれない発想力を鍛えるには、よい訓練になります。

「これまでの自分だったら絶対にやらなかったな…」というようなことを経験することで、目からうろこが落ちて、新しい発想の枠組みを作っていくことができます。

もちろん、何がなんでも「生理的に受けつけない」というような事柄にまで踏み込む必要はありません。

無理なことに挑戦してみても、「やっぱダメだった・受け付けない」となってしまい、かえって意固地になってしまいがちだからです。

「なんとなく楽しそうなのは分かるけど、自分はー…」と思っている程度のことに挑戦してみると、ちょうどよいかもしれませんね。

以上となりますが、先入観にとらわれなくなれば、ビジネス、仕事、将来の夢、趣味、家庭、恋愛のことなど、さまざまなシーンで斬新な発想ができるようになり、人生も良い方向へと向かっていくでしょう。

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