発想力を鍛えるにはどんな方法がある?

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発想力を鍛える

発想力というと、発明家をはじめ、作家や音楽家、画家など、何かクリエイティブな仕事に従事する人にのみ必要な能力だと思われがちですが、実はそうではありません。

発想力は、あらゆる仕事にとって必要になる能力です。

実際、多くの企業が発想力に優れた人材を求めています。

また、発想力に優れていると、仕事だけでなく、日常生活のありとあらゆるシーンに大いに役立つというメリットがあります。

発想力は、持って生まれたものであって、人それぞれに限界があると考えられがちです。

しかし、発想力は、持って生まれたものに加え、訓練によっていくらでも鍛えることができるのです。

発想力を鍛える方法について、これから一緒に見ていきましょう。

まずは発想力について知ろう

発想力とは、アイデアを生み出すために必要な脳の働きのことです。

よく想像力と混同されがちですが、発想力と想像力は、似て非なるものです。

発想力がアイデアを生み出すために必要であるのに対して、想像力はイメージを膨らませるために必要である点が違っています。

例えば、誰かへのプレゼントを選ぶ場合に、受け取る人の反応をあれこれとイメージするのに必要になるのが想像力です。

これに対して、相手が喜んでくれそうなプレゼント選びや渡し方など、いわゆるアイデアを考えるのに必要になるのが発想力です。

もちろん、発想力も想像力も、ビジネスだけでなく、恋愛、子育て、人付き合いなど、あらゆる場面で必要とされるスキルであるという点においては、変わりはありません。

どちらも鍛えておくに越したことはないでしょう。

発想力を鍛える方法

発想力をつけるには、これから紹介をする以下の4つの方法がおすすめです。

日常生活のパターンを変える

日常生活とは、ある意味、同じことの繰り返しです。

ワンパターン化しているということですね。

朝起きて、寝るまでのことを思い出してみると、おわかりいただけるように、ほぼ毎日同じパターンの繰り返しになってしまっている場合が大半です。

もちろん、それこそが日常であり、日常たるゆえんですが、同じことの繰り返しの毎日では、どうしても思考停止状態になりやすく、発想力を鍛えるのが難しくなります。

あえて日常生活のパターンを変えてみることは、発想力を鍛えるのに大変に効果的です。

例えば、通勤や通学、あるいは買い物で利用する道を変えてみる、などの方法を試してみましょう。

いつもと違った道を通ることで、いつもと違った景色やいつもと違った顔ぶれに出会うことで、脳が刺激を受けて活性化され、それが斬新な発想を生むことにつながります。

また、日用品や食料、衣料品なども、いつもと違ったものに変えてみるなどの方法も効果的です。

ひたすらぼーっとする

発想力に不可欠なのが、ひらめきですね。

実は、何も考えずにひたすらぼーっとしている状態の時の脳がもっともひらめきやすい状態であることが、最近の研究により明らかになってきています。

ぼーっとしている時こそ、脳の広い領域が活発に動くことになっているようです。

この状態は、専門的にはデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)と呼ばれています。

ぼーっとすることによって、脳が特殊なネットワークを形成するようです。

そして、このネットワークを形成している間に、脳はほうぼうに散らばっている記憶の断片をつなぎ合わせるという作業を行います。

その作業の副産物として「ひらめき」が生まれることになるようです。

特に、日々忙しく過ごしている人なんかは、お風呂に入っている間だけでも、仕事や勉強のことは忘れて、湯船に浸かりながらひたすらぼーっとすることで、DMNの働きが活発になり、何かをひらめきやすくなります。

電車やバスでの通勤中やお昼休みに、ぼーっとするのもありでしょう。

ぼーっとする状態さえ作り出すことができれば、やり方にこだわる必要はありません。

忙しい人ほど、1日に10分でも20分でもいいので、何も考えずにぼーっとする時間を作ることが大切なんです。

発想の転換を試みる

これまでの見方や考え方をやめ、あえて別の角度から見たり考えたりしてみよう、ということですね。

この方法は、発想力を鍛えるのに必要不可欠な、柔軟性を身に着けるのに大変効果的な方法です。

最もやりやすいのは、何事に対しても、従来とは真逆の見方や考え方をしてみる、というアプローチです。

ごくごく些細なことから始めてみましょう。

例えば、忙しくて昼食がとれなかったという事柄に対して、これまでなら「ついてない~」とネガティブに思ってしまったとします。

それをあえて、「昼食代が浮いたので他に使える」、「ダイエットになってよかった」、「夕食がもっと美味しく食べられる」といったようなポジティブな考え方を試みる、ということです。

このように、発想の転換を日常生活の中で繰り返し採り入れることで、自然と発想力に必要な柔軟性が培われていきます。

身体を動かす

何か考え事をする際に、机の前にじっと座っているよりも、適度に身体を動かしていた方が発想が浮かびやすくなるようです。

実際、よく身体を動かしている時とそうでない時とでは、身体を動かしている時の方が認知機能の向上していることが、科学的にも実証されているようです。

認知機能は、発想力とも密接に関わってくる脳の重要な働きなので、このことからも、身体を動かすことは、発想力を鍛えるために大変に効果のある方法として、おすすめできます。

実際に、何か身体を動かしている最中に、突然ひらめいて、思いもよらないアイデアや解決法が浮かぶという経験は、大なり小なり、多くの方がお持ちなのではないでしょうか?

身体を動かすことならなんでも発想力を鍛えるのに効果的ですが、中でも「歩く」ことは、日常生活で手軽に取り入れることができるので、特におすすめです。

考えが煮詰まってしまったときは、気分転換もかねて、歩くようにされてはいかがでしょう。

自然と発想力が鍛えられ、驚くほどすんなりとアイデアが浮かぶことになるかもしれませんよ。

発想力のある人の特徴も知っておこう

実際に発想力のある人には、発想力を鍛えるためのヒントが至るところにちりばめられています。

発想力のある人の特徴を知り、その特徴を身に着けるようにすることは、発想力をつけるために、大変に効果的かつ効率的な方法と言えます。

発想力がある人には、以下のような特徴が見られます。

■常識や固定観念に縛られない

常識や固定観念に縛られると、それが足かせとなって、発想の範囲が限定されてしまうため、発想力も弱まり、斬新な発想が出にくいです。

発想力のある人は、そのような常識が固定観念に縛られることがないため、発想の範囲も、ある意味無制限で、自由に発想することができます。

■目標や目的が明確である

目標や目的が明確であった方が、対象を絞り込みやすくなる分、発想も浮かびやすくなるようです。

■独自の視点を持っている

物の見方にオリジナリティがあるということですね。

常識や固定観念などのフィルターを通して、物を見てしまうと、どうしても常識や固定観念の影響を受け、似たり寄ったりの発想しかできません。

発想力のある人は、常識や固定観念に縛られないため、そのような影響を受けることなく、独自の視点で物事を見ることによって、斬新なアイデアを生むことができます。

■自分と違うタイプの友人がいる

自分と似たようなタイプは、自分と似たような物の見方や考え方をしているため、一緒にいると気が合いますが、その分、刺激に乏しいため、何の発見もなく、どうしても斬新な発想が得にくいです。

自分と物の見方や考え方が全く異なるタイプの人と付き合えば、その人の見方や考え方からヒントを得て、思いもよらないような斬新な発想を得ることが可能です。

■流行に敏感

発想力のある人は、とにかく新しい物好きで、流行に敏感です。

常にアンテナを張り巡らせて、新しい情報をキャッチして、それらを発想の材料として、可能な限りたくさん頭の中にストックしておきます。

以上となりますが、発想力のある人には、上記のような特徴があります。

意識してみるだけでも、少なからず発想力のアップにつながるでしょう。

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